マネーフォワード クラウド確定申告のやり方【2026年版・完全ガイド】

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マネーフォワード クラウド確定申告のやり方【2026年版・完全ガイド】

この記事でわかること

  • マネーフォワード クラウド確定申告の基本的な使い方
  • 2026年(令和7年分)確定申告の手順をステップごとに解説
  • つまずきやすいポイントと対処法

マネーフォワード クラウド確定申告とは

マネーフォワード クラウド確定申告は、フリーランスや個人事業主向けのクラウド型会計ソフトです。銀行口座やクレジットカードと自動連携することで、日々の取引が自動で記帳され、確定申告書類の作成まで一貫してできます。

2026年の申告(令和7年分)も、基本的な操作の流れは変わりませんが、インボイス制度への対応や電子申告(e-Tax)の手続きが整備されており、スムーズに進められるようになっています。


確定申告が必要な人

まず、確定申告が必要かどうか確認しましょう。以下に当てはまる方は申告が必要です。

  • 個人事業主・フリーランスで年間所得が48万円を超える方
  • 給与所得者で副業収入が年間20万円を超える方
  • 不動産収入がある方
  • 医療費控除・住宅ローン控除などを受けたい給与所得者

事前に準備するもの

確定申告を始める前に、以下を手元に用意しておくとスムーズです。

書類・情報

  • マイナンバーカード(または通知カード+身分証明書)
  • 銀行口座情報(振込先)
  • 昨年の確定申告書(初めての方は不要)
  • 源泉徴収票(給与がある場合)
  • 支払調書(報酬をもらっている場合)
  • 医療費の領収書(医療費控除を受ける場合)
  • 生命保険料控除証明書
  • 国民年金・国民健康保険の支払額メモ

マネーフォワードの準備

  • マネーフォワード クラウド確定申告のアカウント
  • 銀行口座・クレジットカードの連携設定(未設定の場合)

ステップ1:マネーフォワード クラウド確定申告にログイン

まずマネーフォワード クラウド確定申告にアクセスし、アカウントにログインします。

アカウントをお持ちでない方は、メールアドレスとパスワードで無料登録できます。プランは「パーソナルミニ」「パーソナル」「パーソナルプラス」の3種類がありますが、初めての方はまず無料のパーソナルミニで試してみましょう。

ポイント:e-Taxで電子申告する場合は「パーソナル」以上のプランが必要です。紙で申告する場合はパーソナルミニでもPDF出力できます。


ステップ2:事業所情報・基本設定を確認する

ログイン後、「設定」から事業所情報を確認・入力します。

入力が必要な項目

  • 氏名・フリガナ
  • 住所(令和7年12月31日時点のもの)
  • 生年月日
  • 職業・事業の種類
  • 課税方式(白色申告 or 青色申告)
  • インボイス登録番号(登録している場合)

青色申告の方は、複式簿記での記帳と「青色申告決算書」の添付が必要です。65万円控除を受けるにはe-Taxでの電子申告が条件になるので、マイナンバーカードとカードリーダー(またはスマートフォン)を用意しておきましょう。


ステップ3:口座・カードを連携して取引を自動取得する

マネーフォワードの最大の強みが、銀行口座やクレジットカードとの自動連携です。

「口座」メニューから連携したい金融機関を追加すると、過去の取引データが自動で取り込まれます。対応金融機関は2,600以上あり、メガバンクはもちろん地方銀行・ネット銀行・PayPayなどのQRコード決済にも対応しています。

連携の手順

  1. 左メニュー「口座」をクリック
  2. 「口座を追加」ボタンをクリック
  3. 金融機関名を検索して選択
  4. インターネットバンキングのIDとパスワードを入力

連携後は自動的に取引が取り込まれます。ただし、取引の「勘定科目」が自動で振り分けられますが、間違っている場合は手動で修正が必要です。


ステップ4:取引の仕訳を確認・修正する

自動取得した取引は「取引」メニューで一覧表示されます。AIが自動で勘定科目を提案しますが、内容を確認して必要に応じて修正します。

よくある修正ポイント

取引の内容正しい勘定科目
事務用品の購入消耗品費
打ち合わせのカフェ代会議費
通信費(スマホ代・ネット料金)通信費
書籍・セミナー代研修費(または図書費)
ガソリン代旅費交通費

プライベートと事業の按分が必要なもの

自宅兼事務所の家賃や、仕事でもプライベートでも使うスマートフォンの料金などは、事業で使う割合分だけを経費にできます。たとえばスマートフォンを仕事で60%使っているなら、料金の60%を通信費として計上します。

注意:領収書のない取引や現金払いは、手動で取引を追加する必要があります。「取引を追加」から手入力で登録しましょう。


ステップ5:請求書・売上を登録する

売上(収入)の登録も忘れずに行います。

取引先から支払調書をもらっている場合は、その金額と一致しているか確認しましょう。クラウド請求書サービスを使っている場合は連携設定をしておくと自動で取り込まれます。

売上の入力は「取引」から「収入」として手入力するか、連携した口座に振り込みがあれば自動で取得されます。


ステップ6:各種控除の入力

確定申告では「所得控除」を漏れなく入力することで、税金を減らすことができます。

入力できる主な控除

社会保険料控除 国民年金・国民健康保険の支払額を入力します。領収書や支払証明書を参考にしてください。

生命保険料控除 保険会社から送られてくる「控除証明書」の金額を入力します。一般生命保険・介護医療保険・個人年金の3種類に分けて入力します。

医療費控除 年間の医療費が10万円(所得が200万円未満の場合はその5%)を超えた場合に控除できます。領収書をもとに入力します。マイナポータルと連携すると医療費情報が自動取得できるようになっています。

小規模企業共済等掛金控除 iDeCoや小規模企業共済に加入している場合は、掛金全額が控除対象です。証明書を確認して入力しましょう。

配偶者控除・扶養控除 配偶者や扶養家族がいる場合は、それぞれの収入・年齢に応じて控除が適用されます。


ステップ7:決算書・確定申告書を作成する

取引の入力が完了したら、「レポート」から試算表で数字を確認し、問題なければ申告書を作成します。

青色申告の場合

  1. 「確定申告」メニューを開く
  2. 「青色申告決算書」を作成・確認
  3. 「確定申告書B」を作成

白色申告の場合

  1. 「確定申告」メニューを開く
  2. 「収支内訳書」を作成・確認
  3. 「確定申告書B」を作成

数字が自動で反映されるので、基本的には内容を確認するだけでOKです。ただし、「事業主貸」「事業主借」の金額が大きい場合や、マイナスの数字がある場合は仕訳の見直しが必要なサインです。


ステップ8:e-Taxで電子申告する(推奨)

2026年の申告はe-Taxでの電子申告が便利です。青色申告65万円控除の要件でもあります。

e-Taxで申告する方法(マイナンバーカード方式)

  1. マネーフォワード上で「e-Taxで申告」を選択
  2. マイナポータルと連携(初回のみ)
  3. マイナンバーカードをスマートフォンにかざして認証
  4. 申告データを送信

申告完了後は「受付結果」が表示されます。この画面をスクリーンショットで保存しておきましょう。

e-Taxが使えない場合:PDFで印刷して税務署に郵送または持参することもできます。提出期限は例年3月15日ですが、余裕をもって準備しましょう。


よくあるトラブルと対処法

Q. 口座連携がうまくいかない 金融機関側でインターネットバンキングのパスワードが変わっている場合があります。金融機関のサイトで確認し、マネーフォワード側も更新しましょう。

Q. 自動取得された取引が重複している 手動で追加した取引と自動取得が重なることがあります。「取引」一覧で重複しているものを確認し、どちらか一方を削除します。

Q. 消費税の処理がわからない インボイス登録事業者(課税事業者)の場合は消費税の申告も必要です。マネーフォワードでは消費税申告書も作成できますが、初めての方は税理士への相談をおすすめします。

Q. 昨年と比べて税金が大きく変わった 売上や経費の入力漏れ・ミスの可能性があります。前年の申告書と見比べながら、取引一覧を再確認してみましょう。


まとめ:確定申告をスムーズに終わらせるコツ

マネーフォワード クラウド確定申告を使った確定申告の流れをまとめます。

  1. 口座・カード連携を早めに設定する(年中やっておくのがベスト)
  2. 取引の勘定科目をこまめに確認する(1月・2月にまとめてやると楽)
  3. 控除の証明書類を年末から集めておく
  4. e-Taxで電子申告する(65万円控除・手続きが楽)
  5. わからないことは早めに相談する(期限直前は税務署も混雑)

確定申告は毎年のことなので、一度流れを覚えてしまえば翌年からはぐっと楽になります。マネーフォワードを使えば、帳簿から申告書まで一気通貫で完結できるので、ぜひ活用してみてください。


この記事は令和7年分(2026年提出)の確定申告を対象に書いています。税制改正等により内容が変わる場合がありますので、最新情報は国税庁のホームページもあわせてご確認ください。

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