勘定科目に売掛金と売上があります。使い方を間違えると大きなミスに繋がるのでしっかり理解しときたい所です。
では例題
通帳にはブログ収入100万円が入金されています。
100万円ほしい・・・
この100万円の入金の仕訳はどうすればいいでしょうか。
ん~答えになっていないじゃないですか~怒
まぁまぁ~実際そうなんだからしょうがないのよ
そもそも売掛金とは?
まだ実際にはお金が入っていない請求中のやつです。
請求書は渡したけど入金されていないものだったり、
ブログの収入が今月100万円入るって連絡来たけど、実際にはまだ入っていない状態だったりのもの
です。
例えば
7月頑張って仕事しました。請求書1億円分だしたぞーって思って下さい。
お金の入金は来月です。
お金の入金が無いので、請求書を渡した段階では
借方 普通預金 1億円 貸方 売上 1億円の仕訳は作れません。
じゃあ7月は仕訳を作らなくて良いかと言われてたらOKでもあるしOKじゃないときもある。
会計の基本的な考えに発生主義という考えがあるのよ
発生主義は取引が発生した時点で仕訳をつける。基本的にどの会社も発生主義で記帳してねと言われているよ。
発生主義とは別に現金主義という考えもあって実際にお金を払ったり入金された時に売上だったり仕入だったり計上する考え
この現金主義はごく一部の小規模事業者だけしか認められてないから気を付けてね。
なので7月にお金の入金はなくても1億円を請求しているのだからその仕訳を作って下さいという事
仕訳にすると
借方 売掛金 1億円 貸方 売上 1億円
売掛金は資産の科目になります。
7月に実際にお金が入金されると
借方 普通預金 1億円 貸方 売掛金 1億円
と仕訳を作って資産の売掛金が消えます。
売上の勘定科目は収益勘定
売掛金は貸借対照表にのってくる資産です。
売上は損益計算書にのってくる収益です。
名前は似てますけど全然違う性質の科目ですので注意して下さい。
期中は現金主義やって期末だけ発生主義はOK
4月~3月までの会社とします。
例えば3月に入金された売上(2月発生分)を入金されたときに
借方 普通預金●●円 貸方 売上●●円
と仕訳を作っても問題ありません。
3月発生分の売上を3月末に
借方 売掛金●●円 貸方 売上●●円
と入力してればOKです。
このケースがあるから売上が入金された時の勘定科目が売掛金だったり売上だったりする場合があるのよ
発生主義を守るなら売上が入金されたときの科目は売掛金が正解で、期末だけ発生主義でやっているようなら売上でもOKってことね
そう、それが正解、ただ全部発生主義でやるのがいいんだけど、請求と入金のズレだったりを綺麗に処理していかないと、どんどん汚い決算書になるので注意してね 笑
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