「玉座は一つ。経費精算は無限。」
ウェスタロス会計事務所 全記録
もしゲーム・オブ・スローンズの登場人物が現代の会計事務所で働いたら、どうなるか。
答えは「血みどろ」です。
タイウィン・ラニスター
MANAGING PARTNER / 代表社員
「ラニスターは常に借金を返す」——この言葉を請求書に印刷させた男。会議では一言も無駄にせず、部下の利益率報告が0.1%でも悪ければ即降格。「感情は弱さだ。減価償却と同じで、時間とともに消えろ」が口癖。コンプライアンス研修に3回強制出席させられたが、毎回講師を論破して終わる。
【ブラックポイント】労働基準監督署の調査が入るたびに、なぜか担当官が翌週別部署に異動になる。誰も理由を聞かない。
タイウィン:「第三四半期の利益率が2.3%落ちている。」
ジョン:「あの……入力ミスだったかもしれません……」
タイウィン:「入力ミスは人間がするものだ。君は人間なのか?」
(沈黙。誰も呼吸しない。)
タイウィン:「ティリオン、説明しろ。」
ティリオン:「租税特別措置法第67条を——」
タイウィン:「3分以内に。」
(ティリオン、2分58秒で完璧に説明する。)
サーセイ・ラニスター
HEAD OF HUMAN RESOURCES / 人事部長
「権力は奪うものよ、もらうものじゃない」——人事評価シートを武器に社内派閥を支配する。気に入らない同僚の評価欄には「協調性に課題あり」と書き続けること3年。その人物は全員自主退職した。
女性活躍推進委員会の委員長を務めながら、優秀な女性社員が自分より目立つと静かに地方支社へ異動させる。面談室では必ず自分が窓側の椅子に座る。
【ブラックポイント】デスクには常に赤ワインのボトルが。「これはグレープジュースです」と言い張るが、誰も確認しない。
ティリオン・ラニスター
SENIOR TAX CONSULTANT / 税務コンサルタント
「私は読む。私は飲む。私は節税する。」——業界随一の税務知識を持ち、どんな難案件も口先三寸と法律の隙間で解決する。クライアントとの飲み会では必ず三次会まで参加し、翌朝9時に完璧な申告書を提出してくる。
上司(兄)からの評価は不当に低いが、クライアント満足度は社内ダントツ1位。ただし経費申告のウイスキー代が月30万円を超えており、毎月経理と死闘を繰り広げている。
【ブラックポイント】「飲食費は情報収集コストです」という謎理論を税務署にも通してしまったことがある。
アリア・スターク
INTERNAL AUDITOR / 内部監査担当
「リストにある名前は必ず消す」——帳簿の不正を嗅ぎつける天才。その手帳には「監査対象リスト」があり、全員が最終的に自白するか依願退職するかのどちらかを選ぶことになる。
変装(なりすまし)が得意で、怪しいクライアントの会議に「他社の担当者」として潜入し、証拠を収集することも。「顔は変わっても、数字は嘘をつかない」が座右の銘。
【ブラックポイント】彼女にマークされた経理担当者は全員、3ヶ月以内に不正が発覚している。勝率100%。
ティリオン:「では、私が一曲——」(マイクを奪う)
サーセイ:「もう十分よ。帰りなさい。」
ジョン:「あの……何時に終わりますか……明日の申告書が……」
アリア:「ジョン、今日の飲食費、全員分領収書もらった?」
(全員の笑顔が凍る。)
タイウィン:「私はもう帰る。」
(最初から楽しんでいなかった。)
- 🗡️ ジョン・スノウの「確認」が多すぎて、上司が過労でダウン。「殺されたのは誰だ」と聞かれ「ジョンです」と答える者なし。
- 🍷 ティリオンの経費申告が通るたびに、経理部長の白髪が増える。現在、全頭白髪。
- 📋 アリアの監査レポートが届いた翌朝、対象者のデスクが空になっている。私物ごと。
- 👑 サーセイに「少し話せる?」と声をかけられた社員の9割が翌月の評価で「要改善」になる。
- 💀 タイウィンが「よくやった」と言った社員は存在しない。伝説とされている。
- 🐉 デナーリスが導入したAI会計ソフトが暴走し、全社員の給与計算をやり直す羽目になった。「変革には痛みが伴う」とデナーリス。
七王国では剣が物を言ったが、この事務所ではエクセルと忖度が物を言う。タイウィンの眼光、サーセイの人事権、アリアのリスト——どれか一つと正面衝突した時点で、君の社会人人生は「レッド・ウェディング」と同じ運命をたどる。
唯一の希望はティリオンだ。彼だけが「システムの中で賢く生き延びる方法」を知っている。ウイスキーを飲みながら。
※本記事は完全にフィクションです。実在する会計事務所のパワハラ上司・謀略人事・監査の恐怖とは一切関係ありません(ないとは言っていない)。
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