インボイス導入で今まで免税事業者だった会社が課税事業者になるケースが増えてきます。
消費税の申告書作成は会計ソフトで出来ないのか気になっている方もいるかと思います。
弥生会計に関してですが消費税申告書作成機能はあります。
今回は弥生会計で消費税申告書作成する方法を写真を使いながら説明します。
消費税申告書を作成する前に知るべき事
- 消費税の申告方法には本則課税と簡易課税があることを知る事
- 簡易課税方式を選択したい場合は事前に税務署に届出が必要な事
- 簡易課税方式を選択した場合は2年は簡易課税方式で申告が必要な事
- 簡易課税方式から本則課税方式に戻したい場合は届出が必要な事
- 本則課税方式をとるか簡易課税方式をとるかは有利な方を選べる事(試算が必要)
- 簡易課税を選択する場合は売上の種類ごとに事業区分を分ける必要がある事
消費税課税事業者の届出を出した場合は本則課税で計算するのが基本です。
簡易課税を選択したい場合は簡易課税の届出を出しましょう。
今回は弥生会計で基本の本則課税で申告する場合の消費税申告書作成方法になります。(簡易課税を選択している場合は本則の箇所を簡易にしてください)
弥生会計で消費税申告書を作成する際に確認する2つの設定
- ツールバーの設定→消費税設定→消費税設定をクリック
- 事業者区分が課税になっていることを確認
- 課税方式が本則になっていることを確認
- ツールバーの決算・申告→消費税申告書設定→消費税事業所設定をクリック
- 申告書設定タブをクリック
- 事業所区分が課税になっていることを確認
- 課税方式が本則になっていることを確認
設定の確認が終わったら消費税申告書作成へ
- ツールバーのの決算・申告→消費税申告書作成→消費税申告書(一般用)をクリック
- 申告基礎をクリック
- データ取込をクリック
- 戻る又は申告書をクリック
- 中間納付額があれば入力する(国税と地方税を分けて)
- 完了
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